看護師や工場勤務の夜勤を語る

統計的によると、日本では5人に1人が夜勤に従事しているそうです。それでは、夜勤の職業にはどのようなものがあるのでしょうか?

代表的なものは看護師です。看護師は医師が診療や治療を行うのに当たって、その補助をするというイメージがありますが、それ以外にも、入院患者を夜間も含めた24時間体制で看護するという仕事があります。

具体的には、昼勤と夜勤を交代で行い、一般的には2交代か3交代です。2交代というのは24時間の勤務を2人交代で行い、3交代というのはそれを3人で担うということです。病棟勤務の看護師は、日勤と夜勤のシフトが固定であることはほとんどなく、シフトチェンジが変則的であるという特徴があります。1日単位でシフトチェンジがある場合も珍しくありません。

また、看護師以外にも、工場労働者にも夜勤はあります。メーカーは工場で様々な製品を作っていますが、顧客の納期に間に合わない場合を考慮すると、夜勤の職員が必要不可欠になります。

具体的には、昼勤と夜勤のシフトを週単位で交代することが一般的で、2交代か3交代で回している会社が多いようです。看護師に比べると規則的なシフトチェンジになるので、身体的な負担は比較的楽だと言われています。

ちなみに、いずれの交代であっても3交代の方が拘束時間が短くて負担は小さいのが特徴です。ただし、2交代の方が3交代よりも給料が高い傾向にあるので、身体的な負担と給料のいずれを重視するかによって、どちらの交代制を希望するかは変わるでしょう。